シンガポール便り 1999年8月29日
- シンガポールは珍しく一日中雨 -

(前書き削除)

さて今日のシンガポールは珍しく一日中雨で、家にこもってたまっていた新聞(日経)の切り抜きをしていました。遺伝子関連の記事が増えているようで、物理学から生命科学へのシフトを感じます。

DNAとタンパク質というのは大変な可能性をもっているものだと感心します。また限られたタンパク質を材料によくもこれだけ多様な生物が進化したものだと不思議に思います。地球上の生物が進化に要した時間は30億年ほどだそうですが、30億年という時間は一万年の30万倍にすぎません。エジプトのピラミッドが4500年前の建造でこの当時の人類は現代人とほとんど変わらないはずです。そのほぼ2倍昔の一万年前の人類だって我々とほぼ同じだったに違いありません。そのたかだか30万倍の延長線上の時点に生命の発生があるとは信じがたいことです。やはり生命の進化は連続的なものではなくかなりの飛躍があったのでしょうか。DNAにうまい仕組みがあって、積極的な試行錯誤を行ってドラスチックな進化を行う能力を獲得して来たのかもしれません。案外単純なメカニズムな様な気がします。

話は変わりますが、昨日は久しぶりにSim Lim Square(シンガポールのミニ秋葉原)を覗いて来ました。 PentiumⅢの600MHzがS$1100(約77000円)で出ていて、S$450で買ったPentiumⅢ450MHzはS$310で売られていました。2ヶ月もしない内に陳腐化が始まり値崩れをおこしているのを見てガッカリです。パソコンは最先端のものを追求するのもそれなりに楽しいものですが、それはあまりにはかなく、やはりユーザーに徹して出来合いのコストパフォーマンスの良いものを本当に必要な時に買うと言うのが本筋のような気がします。パソコンは実用品というよりも、おっしゃるようにオモチャと割り切った方が良いのでしょう。あまり役に立たないと思いますが御参考に。

(以下削除)

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